1月2日(月)17:45-20:30シネプレックス枚方にて「海賊と呼ばれた男」を鑑賞。
昨年12月9日の公開から1ヶ月近く経つとはいえ、客数は20人足らず・・・。
年に1度程度しか映画館に足を運ばない僕ですが、
「アンフェア the end(2015年)」
「ベイマックス(2014年)」
「永遠の0(2013年)」
「風立ちぬ(2013年)」
毎回ガラガラの席で、鑑賞した記憶しかありません。
大丈夫かシネプレックス枚方?!
2014年樟葉モールにTOHOシネマズが出来てから、客数がめっきり減った感が否めません。
一方で好きな座席でゆったりと鑑賞するにはますますベストの環境、まだまだ頑張ってもらいたいです。
さて、僕と「海賊と呼ばれた男」との出会いは2013年1月2日。丸3年前。
正月酔いをしながらも、一気に600pを超える上下巻を読了しました。
当時の読後感を思い返すと・・・、
・敗戦後のGHQ管理下で、石油を仕入れられず借金まみれで事業存続の危機に瀕した際の主人公国岡鐵造の言葉
「ひとりの馘首(クビ)もならん。もし国岡商店がつぶれるようなことがあれば、ぼくは店員たちとともに乞食をする」
・旧海軍の燃料タンクの底から油を浚えというGHQからの理不尽な依頼に対して、断るべきだと懇願する社員を前にした国岡鐵造の言葉
「国岡商店のモットーのひとつは『黄金の奴隷たる勿かれ』だ。仕事は金で選ぶものではない」
出光興産創業者を出光佐三氏をモチーフとしだ主人公の男前っぷりのエピソードが印象的でした。
映画では、主人公役を枚方の星であり超ひらぱー兄さんの岡田准一が演じ、その男前っぷりに更に磨きがかかっていました。
国岡鐵造の言葉は何度も胸に刺さりましたが、
それ以上に印象的だったのは・・・、
・鐵三の嫁ゆきが作った食事を、社員一同が争って「おかわり!」するシーン
・泥まみれの石油を海軍タンクから浚いに意気揚々と励む社員達の表情
・イラクに石油を求めた生死をかけた航海をしていると船長が船員に打ち明けたシーン
「働く男たちのいい顔」
これです。
国岡を慕う社員達が、理不尽や生死の危険にも、
家族同然の仲間たちと鼓舞し合い、「いい顔」で立ち向かっていく。
計算や理性を超えた「覚悟」と「一体感」。
ここにグッと魅かれました。
蛇足ですが、
・超ひらぱー兄さんの岡田准一の胸板の厚さと上腕の太さ
・やたらスタイルのいい鈴木亮平
このあたりも個人的にはグッドでした。